Saturday, November 21, 2009

ダブと四つ打ち

昨日のThe Orbすごく楽しかったです。7時過ぎに入って、まだがらがらのホールで前座のバンドがハードロックを披露してるときにふと隣をみると、ビール飲んで演奏を聴いてるThe Orbのアレックスがいました。はじめたぶんそうだろうな思いつつも、The Orbって書いてあるTシャツを自分で着ないだろうと思って、似てるけどPAの人かなにかと勝手に決めつけてました(笑)彼はその後も終わるまでずっとホールで客と雑談したりキスしたりハグしたり、盛り下がったら自らホールに出て盛り上げたりしてました。クラブ音楽はロックと違って時間が長いし、ミュージシャンと自然な関係が気づきやすいんだなと。ロックやポップ界みたいにアイコン化しない良さがあります。

ライブは二部構成で、一部でライブ、二部でDJセットです。ライブを観てると二人の関係がとても良いものだとすぐにわかりました。お互いにリスペクトできているのはさすがですね。ジミー・コーティーはあのKLFのメンバーだし、もっと怖い人だと思ってましたけど、おしゃれでかっこいい英国紳士にしか思えなかったです。実際に会ってみないと人はわからないですね。

アンビエント・ハウスを大音量で聴くってはじめての経験で、自分がどう反応するのかわからなかったんですが、これが最高に良くて、ダブもクラブで聴くとかっこよさ1000倍ですね。本当にダブと四つ打ちは20世紀音楽で最高の発明だと思います。

アレックスのプレイが終わったあと、DJ Sprinklesにスイッチするときに機材トラブルが起きて、そこでしばらく中断したせいで結構人が帰ってしまいました。結局最後まで残ってた人は20人以下だと思うけど、彼のプレイは最高だったしみんなもったいないことしてますよ。そして、渋谷モジュールのレジデント時代に覚えのたであろう彼の日本語はとてもかわいかったです。

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